
「毎朝、いくつかのシートから数字を拾って、1枚の集計表に打ち直している」
もしこれに心当たりがあるなら、それは自動化の最初の的として、とても良い作業です。理由は3つあります。毎日必ず発生する・手順が決まっている・やっていて面倒。前回のガイドで挙げた3条件に、きれいに当てはまります。
なぜ集計作業が最初の一歩に向くのか
集計は「頭を使う仕事」に見えて、実は「手が覚えている作業」です。どのシートの、どの列を、どこに写すか——手順が決まっている。決まっている作業は、仕組みに渡しやすい。
しかも、打ち直しには写し間違いのリスクがつきものです。自動化すると、時間が浮くだけでなく、この転記ミスも減ります。
始め方の考え方(難しい設定はしません)
やることは、大きく3ステップです。
- いまの手順を、言葉で書き出す:「Aシートの売上と、Bシートの経費を、Cシートにまとめている」というレベルで十分です
- 拾う場所と、まとめる場所を決める:どの表から取って、どこに出すかをはっきりさせる
- 毎朝決まった時間に動くようにする:一度仕組みができれば、あとは自動で毎朝走ります
社員の方には、これまでどおり「まとまった表を見る」だけになります。集計そのものは、朝のうちに終わっている状態です。

効果は、必ず数字で見る
始める前に「いま、この作業に毎日何分かかっているか」を記録しておいてください。仮に毎朝20分なら、月に約7時間、年に80時間以上です。この数字があるからこそ、「次はどの作業を自動化するか」を判断できます。
まず、ここから
「うちのあの集計、渡せるかもしれない」と思ったら、それが最初の的です。TSUNAGARU AI LABOは、こうした身近な1業務から中小企業に伴走しています。お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. Googleスプレッドシートを使っていないのですが、それでもできますか?
A. 考え方は同じです。Excelでも、他の表計算でも、「複数の表から数字を拾って1枚にまとめる」作業であれば自動化の対象になります。まずは、いま使っている道具のまま何ができるかをご相談ください。


