# Gemini Notebookのスライド・解説動画が「先に構成案を見て直せる」ように — AIに資料を頼むときの"手戻り"を減らす

公開日: 2026-10-23
最終更新: 2026-10-23
著者: 中屋 茂美
正規URL: https://tsunagaru-ailabo.com/blog/gemini-notebook-kouseian-kakunin

AIに資料づくりを任せて、一番時間を取られるのはどこか。私の実感では「作る時間」ではなく、**出来上がった後の「ここ、違うんだよな」の作り直し**です。

その作り直しを減らす更新が、Google から出ました。

## この記事の要点

- 2026年10月21日の発表。**Gemini Notebook でスライド資料・解説動画を作る前に、「構成案」「制作メモ」を見て、文章で直しを入れてから本番を作れる**ようになった
- **管理者設定は不要**。Workspace の全顧客・Workspace Individual・個人アカウントが対象で、10月16日から最大15日かけて順次表示
- 急ぐときは確認なしの即作成もこれまでどおり選べる。**「お客様に出す資料は構成案から」「社内の叩き台は即作成」**の使い分けが効く

一次ソース: [Gain more creative control over Slide Decks and Video Overviews in Gemini Notebook — Google Workspace Updates（2026-10-21）](https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/10/gain-more-creative-control-over-slide-Decks-and-Video-Overviews-in-Gemini-Notebook.html)

## 何が変わったか

Gemini Notebook は、以前「NotebookLM」と呼ばれていたサービスで、2026年7月に今の名前になりました。案件や顧客ごとに資料をまとめて置き、その資料をもとに AI と会話できる"箱"です（Gemini アプリの中で同じように資料をまとめて使える「Notebooks in Gemini」が組織向けに提供された話は「[Gemini の「案件ごとの箱」が組織向けに正式提供](/blog/gemini-notebook-anken-hako)」で書きました）。その箱から、スライド資料や解説動画を作る機能があります。

これまでは、頼むといきなり完成品が出てきました。今回の更新で、作る流れが段階式になります。一次ソースの内容を整理すると、次のとおりです。

| | これまで | 2026年10月の更新後 |
| --- | --- | --- |
| 作り始め | 頼むと、いきなり完成品が出る | 置いた資料をもとに、AIが「何に焦点を当てるか・形式・見た目」の候補を出してくれる |
| 途中の確認 | なし | 確認スイッチをオンにすると、スライドは**構成案**、動画は**制作メモ**を作る前に見られる |
| 直し方 | 完成品を見てから、直してほしい点を伝える | 構成案の段階で、**文章で直しを入れてから**本番を作る |
| 急ぐとき | — | 確認なしの即作成も選べる |
| 管理者設定 | — | 不要（利用者がスイッチを入れるだけ） |

最初から「こういう資料にしたい」と分かっている場合は、頼む文章にそれを書いておけば、AIがその内容を選択肢に先回りで反映してくれる、とも書かれています。

![手持ちの資料から構成案をつくり、直しを入れてからスライドと動画に仕上げる流れを、瑠璃色を差し色にしたフラットイラストで表現](/images/blog/gemini-notebook-kouseian-kakunin/body.jpg)

## なぜ経営者にとって意味があるか

部下に資料を頼むとき、できる上司ほど「いきなり完成させないで、まず目次を見せて」と言います。完成品を全部作らせてから方向違いに気づくと、作った側も直す側も時間を失うからです。

AIも同じでした。これまでは"いきなり完成品"が出てきて、そこから直しを伝える流れだったので、そもそもの方向がずれていると手戻りが大きくなりがちでした。今回の更新は、**AIとの仕事の順番を、人に頼むときの自然な順番に揃えた**ものだと受け止めています。

特に効くのは、こんな場面です。

- **お客様向けの提案資料**：見積や過去の提案書を箱に入れ、構成案で「価格の話は最後に」「事例を先に」と直してから作らせる（見積の下書きそのものの作り方は「[見積書の下書きをAIに作らせる](/blog/mitsumorisho-ai-draft)」へ）
- **社内向けの説明動画**：マニュアルを箱に入れ、制作メモの段階で「新人向けに専門用語を減らして」と伝えてから作らせる（文書を動画にする話は「[Google Vidsが「文書を動画に変える」ようになった](/blog/google-vids-pdf-doc-video-summary)」も参考になります）
- **会議の報告資料**：議事録を箱に入れ、構成案で「結論を1枚目に」と直す

## 中小企業の最初の一歩（3つ）

1. **「よく作る資料」を1つ選ぶ**：毎月の報告、お客様への提案、新人向けの説明など、繰り返し作るものを1つだけ選びます
2. **その資料の材料を Gemini Notebook の箱に入れる**：過去の同じ種類の資料、元になる数字や議事録をまとめて置きます
3. **確認スイッチをオンにして、構成案に1回だけ直しを入れる**：直しの文章は「1枚目は結論」「専門用語は使わない」など、上司として部下に言う言葉で十分です。何度か使ううちに、自社の"直しの定番"が見えてきます

その"直しの定番"は、会社の資料づくりの型そのものです。書き出しておけば、誰がAIに頼んでも同じ品質に近づけられます。

当社の[研修・講座](/training)でも、手持ちの資料から提案スライドの叩き台を作る演習で、この「構成案を見る→直す→作らせる」の流れをそのまま体験していただく予定です。

## まとめ

- Gemini Notebook のスライド・解説動画が、**構成案・制作メモを見て直してから作る**流れになった（2026-10-21発表・管理者設定不要）
- 「まず目次を見せて」という、人に頼むときの順番がAIにも使えるようになった
- 最初は「よく作る資料」1つで試し、自社の"直しの定番"を貯めていくのが近道

AIに資料づくりを任せたいけれど、何から手をつけるか迷っている方は、[無料相談](/contact)からお気軽にご相談ください。

## よくある質問

### 管理者の設定は必要ですか？

一次ソース（Google Workspace Updates 2026-10-21）では、この機能に管理者側の設定項目はなく、利用者が「構成案を確認（Review outline）」「制作メモを確認（Review producer notes）」をオンにするだけで使えるとされています。対象は Google Workspace の全顧客・Workspace Individual・個人の Google アカウントです。ただし Gemini Notebook そのものを管理者が止めている場合は使えません。

### いつから使えますか？

2026年10月16日から段階的に展開が始まり、画面に表示されるまで最大15日ほどかかるとされています。まだ表示されていない場合は、数日おいてから Gemini Notebook の「Studio」パネルを開き直してみてください。

### 急いでいるときも、毎回構成案を確認しないといけませんか？

いいえ。確認のスイッチをオフにすれば、これまでどおり確認なしですぐに作らせることもできます。社内向けの叩き台はすぐ作らせ、お客様に見せる資料は構成案から直す、と使い分けるのが現実的です。
